現在、台風15号のたまごが発生しています。
台風や台風のたまご（熱帯低気圧）が日本列島付近で発生すると、進路や現在位置が気になりますよね。
台風による影響は交通の乱れだけでなく、暴風や豪雨による災害に警戒が必要です。
本記事では、世界の気象予報サイトの中から、精度の高い情報を提供している4つのサイトをご紹介します。
さらに交通機関の運休、運行を確認できる内容になっておりますので、ぜひ参考にしてください！
2023台風15号たまご発生！
現在、日本の南に台風15号のたまごが発生しています。
このたまごは24時間以内に台風になる見通しです。
非常に強い勢力となる可能性があるそうです！
2022年の台風15号の進路や被害のデータをまとめたのでこちらも参考にしてください。
■発生日時
2022年9月23日（金）9:00
■台風の勢力 ※2022年9月24日（土）6:00時点
- 中心気圧1004hPa
- 最大風速18m/s（中心付近）
- 最大瞬間風速25m/s
■台風の経路
2022年9月23日（金）9時に高知県室戸岬の南で発生し、近畿地方や東海地方に接近。
その後、2022年9月24日（土）9時に東海道沖で温帯低気圧に変わる。
■被害
静岡県、愛知県では2022年9月24日の明け方にかけて、線状降水帯が発生し記録的な大雨となりました。
特に静岡県では、平年の9月の1ヶ月の雨量を上回りました。
人的被害は静岡県で死者が3名、軽症者が6名報告されています。
建物被害は、全壊が6棟、半壊が1801棟、床上浸水や床下浸水の被害もあわせると全部で12957棟の被害が報告されています。
断水の被害は、76043戸にも及びました。
2023台風15号進路どうなる？
ここでは、世界の気象予報サイトの中から、精度の高い情報を提供している4つのサイトをご紹介します。
気象庁
日本の国土交通省の外局の一つで、私たちに一番身近な気象予報といえます。
台風が発生した場合、3時間毎に最新情報が発表されますが、日本に接近した場合、1時間毎に発表されます。
引用：気象庁
上の図は2023年8月8日（火）7:00の台風進路予想図です。
2つの台風が確認できます。
右側にある台風の予報円を見ると、台風の中心が到達すると予想される範囲が大きいことがわかります。
また赤い円は暴風域を示します。
上の図の場合、今後日本列島に近付くと広い範囲で影響が出ることが予想されるため、警戒が必要ということになります。
米軍合同台風警戒センター（JTWC）
米軍合同台風警戒センター（JTWC）の情報は米軍のために発表されますが、一般にも公開されていて、誰でもアクセスが可能です。
台風のたまご（熱帯低気圧）の段階から確認でき、台風発生情報が一番最速でわかることが特徴です。
引用：米軍合同台風警戒センター（JTWC）
上の図は台風進路予想図です。
地図上にある赤い円の意味は「24時間以内に台風になる可能性が高い」ということを示します。
さらに、矢印の部分はTSと記されているのは「台風」という意味で、TYだと「強い台風」、STYだと「スーパー台風」ということを示します。
米軍合同台風警戒センター（JTWC）の時刻表記は協定世界時なので、9時間を追加して日本時間に換算しましょう。
ヨーロッパ中期予報センター（ECMWF）
ヨーロッパ中期予報センターはヨーロッパ国際組織の気象情報です。
一般でもアクセスが可能で、スーパーコンピューターによる精度の高い内容は信頼できる情報の一つです。
10日間の長期予報ができ、数値予報精度が高いことが特徴です。
引用：ヨーロッパ中期予報センター（ECMWF）
上の図は2023年8月7日（月）の天気図です。
日本付近の様子を見るには、チャートを「東アジア」に変更します。
色の濃さと渦で見ることができ、沖縄と九州地方の間に台風の渦があることが確認できます。
Windy
Windyはチェコ発のリアルタイム気象予報サイトです。
スマホアプリもリリースされており、リアルタイムでいつでも台風の動きをチェックできます。
気象予報を10日後まで確認でき、グラフィック調で視覚的に見やすいことが特徴です。
引用：Windy
Windyの操作方法は簡単で、画面右側のアイコンを選択すると、知りたい情報に切り替わります。
さらに画面下に10日間の日数が表示されるので、イベントなどの予定がある場合は、その日の気象状況をピンポイントで調べることができます。
空港・電車・新幹線の運行/運休状況
台風15号や台風15号のたまごが発生した場合、交通の乱れが出ていないか、すぐ確認する必要があります。
最新の運行・運休情報を見て、予定の変更などは早めに判断しましょう。
飛行機の運行・運休状況
電車の運行・運休状況
新幹線の運行・運休状況
まとめ
2022年の台風15号は大きな被害が出ました。
2023年の台風15号も大雨による河川の増水には警戒が必要です。
水害や土砂災害になりやすい地域にお住まいの場合や、行く予定がある場合は、気象サイトを利用して最新情報を確認しましょう。