2023年8月3日(木)時点で台風14号は発生しておりません。
近年では、6月から8月が台風が発生しやすい時期のようです。
夏は旅行やレジャー、花火大会やスポーツ大会などイベントが多い季節なので、天候状況が気になりますよね。
本記事では、もし台風14号のたまご(熱帯低気圧)が発生した場合、どんな注意が必要なのか?過去の情報と合わせておすすめの気象予報サイトをご紹介します。
2023台風14号たまご発生!
2023年8月3日(木)時点で台風14号は発生しておりません。
参考に2022年の台風14号の情報をまとめましたので、台風の進路や被害情報を参考にしてください。
台風14号
■発生日時:2022年9月14日(水)3:00
■勢力:
- 中心気圧:910hPa
- 最大風速:55m/s
■経路
2022年9月17日(土)3:00頃、猛烈な強さとなり大東島地方へ接近
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2022年9月18日(日)13:00頃、屋久島、西表島を通過
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2022年9月18日(日)17:30頃、鹿児島県指宿市を台風の中心が通過
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2022年9月18日(日)19:00頃、非常に大きい勢力で鹿児島市に上陸
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2022年9月19日(月)3:00頃、福岡県柳川市付近に上陸
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2022年9月19日(月)16:30頃、島根県出雲市付近に上陸
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2022年9月20日(火)4:00頃、新潟県新潟市付近に上陸
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2022年9月20日(火)9:00頃、三陸沖で温帯低気圧に変わる
■被害
大東島地方では、屋根が飛ぶなどの被害が起きました。
その後、鹿児島県の二つの市では警戒レベル5が発表されました。
九州から中国四国を中心に、停電や倒木、土砂崩れ、河川の氾濫、家屋への浸水被害がありました。
2023台風14号進路どうなる?
台風14号の進路はどうなるのか、信頼性の高い世界各国の気象サイトでご紹介します。
気象庁
気象庁とは、国土交通省の外局が災害予防、交通の安全などを目的として気象予報の情報を発表する機関です。
デジタル台風や、Google maps版の台風進路予想図が提供する台風情報などは、気象庁の発表する速報に基づいています。
通常は3時間おきに最新台風情報が発表されますが、台風が日本に接近した場合1時間おきに発表されます。
引用:気象庁
上の図は2023年8月3日(木)17時の様子です。
台風14号は発生していませんが、台風6号が沖縄県付近にあるのがわかります。
濃い赤の円は「暴風域」、その周りの黄色い円は「強風域」、点線の円は予報円です。
予報円が大きくなるのは、台風がだんだん大きくなるという意味ではありません。
「予報円の中のどこかに台風の中心が移動するかもしれない」という意味で確定できないことから、だんだん円が大きくなるようです。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)は、アメリカの政府機関による利用を目的として発表される情報ですが、一般のアクセスも可能です。
台風になる前の「台風のたまご」である熱帯低気圧の情報がJTWCで知ることができます。
基本的には米軍従事者向けに出される情報なので、文字データのみの提供で図面情報は公表されていません。
引用:米軍合同台風警戒センター(JTWC)
上の図の赤い矢印は台風、もしくは熱帯低気圧を意味します。
そして「06」とありますが、ここに出る数字が台風6号という意味ではありません。
日本の台風○号という数字と、アメリカがつける番号は異なるので、世界共通で使用されている台風の名称で探しましょう。(JTWCのサイトでは図の右側に選択欄が出てきます)
そして、世界協定時間で表示されるため、日本時間へ換算するには9時間プラスしましょう。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
イギリスを拠点とするヨーロッパの国際組織で、
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、10日先までの長期台風予想が見れることが特徴で、とても便利です。
引用:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
上の図は2023年8月3日(木)の日本付近の台風の様子です。
ECMWFチャートから「Eastern Asia」を選択すると見やすいです。
こちらもJTWCと同じく「世界標準時+9時間」で日本時間に換算しましょう。
Windy
Windyはチェコの企業の気象情報サイトで、リアルタイムで情報を提供しています。
精度も高く、スマホアプリもリリースされているので、簡単にいつでも調べることができます。
引用: Windy
上の図では風や波、雲、雨などの動きを見ることができます。
右上のアイコンから選択でき、色分けされたグラフィック調の図が初心者にはとても見やすいです。
空港・電車・新幹線の運行/運休状況
台風は日常の交通機関にも影響が出ます。
お出かけの前に必ず最新の運行状況をチェックしましょう!
飛行機の運行・運休状況
電車の運行・運休状況
新幹線の運行・運休状況
まとめ
2022年の台風14号は日本列島に猛烈な強さで上陸し、広い範囲で暴風域になりたくさんの被害が出ました。
もし台風が発生した場合、豪雨などに警戒が必要です。
気象予報サイトを利用して今後の天気の変化に注意しつつ、早めの台風対策をしておきましょう!