2023年8月17日(木)時点では台風19号は発生していません。
台風が発生しやすい時期である夏から秋にかけては、次々に台風が発生するので息つく間もないですね。
近年では日本近海でも海面水温が高くなり、大気の状態も不安定になることで、台風が起こりやすくなっています。
旅行や通勤、通学に影響が出る台風は、台風のたまご(熱帯低気圧)の時から事前に把握しておくことや、進路予想を確認することで台風対策をすることができます。
本記事では、台風19号が発生した場合、進路予想を確認できるおすすめの気象予報サイトをご紹介します!
2023台風19号たまご発生!
2023年8月17日(木)時点では台風19号は発生していません。
もし発生した場合、進路はどうなるのか気になります。
2022年の台風19号「ソンカー」のデータをまとめたので、参考に見ていきましょう!
2022年台風19号「ソンカー」
■発生日時:2022年10月14日(金)9:00〜
■勢力
- 最低気圧:998hPa
- 最大風速:18m/s(35ノット)
■経路
- 2022年10月15日(土)6:00時点、南シナ海を西北西に進む。
- 2022年10月15日(土)18:00時点、ベトナムに上陸し、熱帯低気圧に戻る。
2023台風19号進路どうなる?
世界の数ある気象予報サイトの中から、精度が高く信頼できる気象サイトを4つご紹介いたします。
気象庁
気象庁は日本の行政機関の一つで、わかりやすい予報円で台風の進路予報を見ることができます。
通常は、3時間毎に最新の台風情報が発表されます。
おおよそ300km以内に台風が日本に近づいた場合は1時間毎に発表されます。
引用:気象庁
上の図は、2023年8月17日(木)15:00に発表された台風の進路予想図です。
日本海側を青い線が伸びていますが、これは台風の経路で、北上していることがわかります。
バツ印が台風の中心地です。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)は、米軍空軍と米軍海軍が共同で設置した機関で、一般のアクセスも可能です。
台風のたまごの熱帯低気圧の段階から確認できるので、米軍合同台風警戒センター(JTWC)が一番最速で台風情報を得られます。
引用:米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)は、国際標準時になっているので、時差の9時間を足すことで日本時間に換算できます。
さらに、日本では台風○号と呼ぶことが一般的ですが、それは日本独自の番号です。
米軍の付ける番号とは異なる場合が多いので、世界共通の台風名称で探しましょう。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)はヨーロッパの気象サイトで、世界中の気象情報を見ることができます。
特徴としては、長期予報の精度が高いことです。
引用:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
日本付近の様子が見たい場合は、「Charts」から「Eastern Asia」を選択します。
そして、左下にある再生マークを押すと10日分の予報がアニメーションされます。
黄色と緑の二色で表されていますが、黄色から色が濃くなり緑になるほど風が強いことを意味します。
Windy
Windyはチェコ発の気象サイトで、「ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)」と「アメリカ国立気象局(GFS)」の情報を基に気象データを出しています。
webサイトだけでなく、無料アプリもリリースされています。
引用::Windy
右側にあるアイコンを選択すると、風向きや風速、気温や波などさまざまな情報を見ることができます。
空港・電車・新幹線の運行/運休状況
台風が接近してくると、まず交通の乱れが心配です。
空港や駅で足止めされないためにも、出かける前には必ず最新の運行状況を確認しましょう!
飛行機の運行状況
電車の運行状況
新幹線の運行状況
まとめ
2022年の台風19号の発生は、日本に直接被害はありませんでした。
2023年も同じ大きさや進路になるとは限らないので、最新の台風情報を常にチェックしましょう。
本記事でご紹介した気象サイトは精度が高いので、ご自身で使いやすいサイトをいくつか併用して利用するのもいいですね!