2023年8月15日(火)時点で台風17号は発生しておりません。
9月10月は台風が最も発生する時期ですが、近年の異常気象により、夏の時期でも台風が次々と発生しています。
台風が日本に接近すると、公共交通機関の乱れに影響します。
そして、台風が上陸した場合、水害や人的な被害の危険性があります。
通勤、通学だけでなく、これから旅行などの予定がある方は最新の台風情報を気象サイトでチェックし、事前に台風対策をしていきましょう!
2023台風17号たまご発生!
2023年8月15日(火)時点で台風17号は発生しておりません。
台風に発達する前の熱帯低気圧を「台風のたまご」と呼びますが、いつ台風に発達するのか、進路はどうなるのか、気象予報のこまめなチェックが必要です。
そこで、2022年の台風17号のデータをまとめたので、参考に見ていきましょう!
2022年台風17号
■発生日時:2022年9月26日(月)9:00に父島の南南東で発生
■勢力
- 最低気圧:965hPa
- 最大風速:30m/s(60ノット)
■経路
- 2022年9月28日(水)18:00頃、台風17号は日本の東を1時間に35キロの速さで東北東に進む。
- 2022年9月29日(木)21:00頃、日本のはるか東で温帯低気圧に変わる。
■被害
台風17号は日本に直接的な被害はありませんでした。
2023年台風17号進路どうなる?
世界にはたくさんの気象予報サイトがありますが、中でも信頼できる精度の高い気象予報サイトを4つご紹介します。
気象庁
気象庁は国土交通省の外局で、日本の災害予防や交通安全の目的で気象情報が提供されています。
通常だと3時間毎に最新情報が発表されますが、日本付近でおおよそ300km以内に台風が接近した場合、1時間毎の発表となります。
引用:気象庁
上の図は2023年8月15日(火)の台風予想図です。
図上には2つの台風が確認でき、左の台風が日本の近畿地方に上陸しているのがわかります。
赤い円は「暴風域」を示し、円の領域内では激しい雨や突風に警戒が必要です。
赤い円の外側にある黄色い円は「強風域」を示し、こちらも注意が必要です。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センター(JTWC)はアメリカ軍のために発表されている情報ですが、一般のアクセスも可能です。
台風に発達する前の熱帯低気圧「台風のたまご」の時からの情報を得ることができるので、一番最速で台風発生情報を確認できます。
引用:米軍合同台風警戒センター(JTWC)
上の図を見てみると、日本列島のあたりに渦巻きと赤い矢印があることがわかります。
「TY」と表示されているのは「最大風速32m/s以上の強い台風」を意味します。
「07」とは必ずしも日本の台風番号と一致するわけではなく、アメリカの数え番号で表示されるので、「台風の国際番号」で調べるようにしましょう。
さらに、JTWCは世界協定時間で表示されています。
日本時間に直す場合、表示されている時間に9時間を追加するので間違わないようにしましょう。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは、イギリスを拠点とするヨーロッパ国際組織です。
スーパーコンピューターの技術で精度が高く、10日間の長期予報が確認できます。
引用:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
上の図を見てみると、黄色と緑色の2色でわかりやすく示されていますが、強風度が強くなると緑が濃くなっていきます。
チャートの選択を「東アジア」にすると日本付近の台風情報が確認できます。
Windy
Windyはチェコ発の気象予報サイトで、知りたい内容をアイコンで選択すると、雨や風、波など、さまざまな情報を見ることができます。
無料アプリもリリースされていて、気になる時にすぐ気象予報を調べることができます。
引用:Windy
上の図を見ると、リアルタイムで風の流れがわかります。
数値だけでなく、グラデーションの色彩で表現されているので、台風予報図を見慣れていない方でもわかりやすいです。
空港・電車・新幹線の運行/運休状況
台風の影響で足止めにならないように、出発前に公共交通機関の最新の運行状況を調べましょう。
電車や新幹線の運行・運休状況もまとめたのでご覧ください!
航空会社の運行・運休状況
電車の運行・運休状況
新幹線の運行・運休状況
まとめ
台風17号は2022年の場合、日本に大きな影響をもたらしませんでしたが、2023年も同じ進路になるとは限りません。
信頼できる気象サイトをいくつか併用してみることもおすすめです。
台風が多い季節は特に、こまめに最新情報をチェックして、台風対策をしましょう!