フィリピンの東にある熱帯低気圧は、5月25日(土)18:00までに台風に発達する見込みです。
日本列島は、台風の影響を受けやすく、台風が近づいてくると交通機関の乱れやイベントの中止などが発生します。
被害を受けやすい地域は、避難も強いられてしまうこともあります。
台風の備えとして、台風が発生する前に起こる小さな低気圧「台風のたまご」を、いち早く確認することは重要といえます。
本記事では、台風のたまごから推測される進路情報や、世界の信頼性の高い台風情報サイトをご紹介いたします。
2024台風1号たまご発生!
現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧は、5月25日6:00現在、フィリピンにあり、1時間に30kmの速度で北西に進んでいます。
今後、5月25日(土)の18:00までに台風に発達する見込みです。
5月28日(火)には、沖縄の南で強い勢力になる見込みです。
■発生日時:
■存在地域:フィリピン
■進行方向・速さ:北西 20 km/h
■中心気圧:1000 hPa
■最大瞬間風速:25 m/s
以下は、2023年の台風1号の情報です。
2023年は、日本への被害はあまりありませんでした。
■経路
マーシャル諸島で発生。
あまり発達しないまま西に進み、2023年4月22日(土)21:00に熱帯低気圧に変わりました。
■被害
日本列島から離れていたため、日本に直接の影響はありませんでした。
2024台風1号進路どうなる?
次に、台風の進路を事前に確認できる、気象予報サイトをご紹介します。
気象庁
気象庁は、発生している台風が日本に影響を及ぼす可能性がある場合や、すでに影響を及ぼしているときに、気象情報を発表します。
台風が発生すると、1日8回3時間ごとに台風の状況と予報を発表します。
全国に1,300ヶ所の地域気象観測システムを配置しており、気温や風、降水量などの気象要素を自動で観測しています。
最新情報はこちらから→気象庁
米軍合同台風警戒センター(JTWC)
米軍合同台風警戒センターは、アメリカ国防総省の機関であり、本来はアメリカ政府が利用するための気象情報ですが、一般の方でもアクセスすることができます。
通常は、6時間おきに気象情報が発表されます。
台風情報を確認するには、台風の国際名(アジア名)の確認と、表記されている時間に9時間加えて、日本時間に直す必要があります。
最新情報はこちら→米軍合同台風警戒センター
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、地球システム監視と気象予報の研究を行う政府間機関で、ヨーロッパ地域の34ケ国が協力しています。
ヨーロッパだけでなく、アジアの台風進路予想も見ることができ、予報サイトの中では、最も長い10日後まで確認できます。
最新情報はこちら→ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
Windy
Windyは、チェコ発の気象予報サービスで、ヨーロッパ中期予報センターやアメリカ国立気象局などが発表したデータを基に、気象予報を提供しています。
他の気象予報サイトとの大きな違いは、リアルタイムの情報を画像ではなく、グラフィック調で動的な表現をしており、風向きや気温など視覚的に見やすいことです。
さらにWindyは、スマートフォンで利用できる無料と有料のアプリがあるので、アウトドアでの活用が便利であることも魅力です。
引用:Windy
空港・電車・新幹線の運行/運休状況
気象状況をリアルタイムで確認すると同時に、公共交通機関の運行状況もリアルタイムでチェックしましょう。
通勤通学やお出かけの際に足止めにならないように、以下のサイトを参考にしてください。
空港
新幹線
電車
まとめ
フィリピンの東にある熱帯低気圧は、5月25日(土)18:00までに台風に発達する見込みです。
今後の進路予想などの情報を常に確認し、対策をしましょう。
本記事でご紹介した信頼性の高い気象予報サイトから、自分に合ったサイトを見つけて、旅行前や、山や海に行く際に活用すると安心してお出かけできます。
また、日本列島付近で台風が発生した場合、飛行機や電車などの運行に影響が出やすい地域もあるので、あわせて確認しましょう!