こんにちは、けちみです。
私たち夫婦は1年後に田舎へ移住を考えています。
今の暮らしは、都心から近くアクセスも良いので、不自由を感じることはありません。
それでも田舎に移住を決めたのは、都会では感じることのできない魅力がたくさんあるからです。
今回は、特に私たちのようなアラフォー世代にとって田舎移住をおすすめするポイントをご紹介したいと思います。
のんびりとした環境で暮らせる
なんといっても田舎の良さは、都会にはないのんびりとした環境ですよね。
20代のころの私は、都会が大好きで華やかな暮らしに憧れていましたが、アラフォーになるにつれてだんだんと上質で落ち着いた暮らしを求めるようになりました。
ある休日、何気なく付けたテレビで、山奥の尼寺に暮らす尼さんたちの生活を描いた、NHKの「やまと尼寺精進日記」というドキュメンタリー番組をやっていて、夫婦で見入ってしまったことがありました。
山の暮らしは大変なことも多いはずなのに、それを全く感じさせない、むしろ楽しんでいるかのような明るい笑い声がとても印象的です。
尼さんたちが作る、ご近所からいただいた野菜や、庭の草花や山菜など山の恵みを使った精進料理は、派手さはないですが一品一品丁寧に作られていてどれも本当においしそうでした。
一方、今の私たちの暮らしぶりといえば、毎日満員電車に乗って通勤し、夫婦どちらか早く帰れそうな方が急いでスーパーでお買い物を済ませ、帰って夕ご飯のしたくをし、ご飯を食べお風呂に入ってようやく一息つく頃には寝る時間になってしまいます。
夫婦の時間は何よりも大切で家は楽しくホッと癒される場所でありたいと、考えている私たちですが、こんな生活を毎日送っているうちに、『何か違う!!!』と感じるようになりました。
都会はすごく便利ですが、毎日の満員電車や人混み・上辺だけの人間関係など・・正直疲れることも多いです。
温かいご近所付き合いができる
田舎の良さは温かいご近所付き合いができることでもあります。
もともと新潟の田舎で育った私ですが、こちらではご近所付き合いはもちろん、スーパーやホームセンターへ行ってもお客さんや店員さんみんながのんびりしていてすごく温かいです。
知り合いじゃなくても自然と店員さんと仲良くなってしまうのが当たり前だった私にとって、東京に出てきてビックリしたのは人の温かいふれあいを感じられないことでした。
近すぎず遠すぎない距離感で困ったときには助け合う。
田舎で暮らすとこんなご近所付き合いが叶います♪
不便を楽しめる
私の親世代って何でもできる人が多い気がします。(私の周りだけ?)
実際、私の家では何でも父や祖父が直してくれ、私が一人暮らしを始めたばかりの頃も、家のトラブルがあるとすぐに近くに住む叔父が駆けつけてくれ、あっという間に修理をしてくれました。
それは、子供のころから不便な暮らしの中で、何でも自分で工夫してきたからだと思います。
今は便利な世の中で何でも手に入るし何でも簡単に作ることができます。
それはとてもありがたいことですが、不便なことはそんなにいけないことでしょうか。
私は、不便でも焦らずのんびりと楽しむことで心にゆとりが生まれるのだと思います。
昔の私だったら迷わず便利な方を選んでいましたが、私の親世代の人たちのように、不便でも手間ひまを惜しまず自分で解決策を楽しむことで、気持ちも豊かに育っていきそうですよね。
老後に向けての準備が早い段階でできる
老後は自然豊かな田舎でのんびりと豊かに暮らしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
子育てや定年を迎えて『さぁ移住しよう』と考えても、引っ越しは作業量も多く精神的・肉体的にもとてもストレスのかかるものです。
体の負担を考えると、できるだけ早く移住をしておくことがおすすめです。
私たちが今から移住を考えているのは、田舎暮らしへの憧れももちろんありますが、体力のあるうちに住環境を整えておきたいというところが大きいです。
移住は引っ越したら終わりではなく、転居後の手続きや環境に慣れることやご近所付き合いと、次のステップがあります。
ただでさえ引っ越しでくたくたなのに、新しいことに慣れていくのにまたパワーが必要ですよね。
そして、もし万が一移住先の環境に合わなかったことも考え、私たちはまずは賃貸に引っ越し、数年かけて環境をよく見極めてから本格的に暮らすことを考えています。
その場所にどうしてもなじめなくて別の場所へ引っ越すことを考えたとしても、やっぱりアラフォーのうちに動き出すのがおすすめです。
皆さんも、ギスギスした都会暮らしから抜け出すために、アラフォーで田舎へ移住してみませんか?