かつて、1926年より東京都練馬区に開園していた遊園地「としまえん」は、2020年8月末日、多くの人たちに惜しまれながら約94年間の幕を下ろしました。
しかし今年の夏、(ハリーポッターの魔法で?)敷地内の一部が「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、「ハリーポッターとしまえん」と呼称)として開園することとなりました。(開園日から30年間の予定)
大人気映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック ビースト」の世界の舞台裏など、間近に観たり体験することができる屋内外型エンターティンメント施設。
ロンドンに次ぐ世界で2番目!また、アジア初としてさらに規模を拡大し、ウォーキングツアー型(一部体験型)としても注目されています。
そこで今回は、ハリーポッターとしまえんの混雑状況や待ち時間、入場制限や整理券についてご紹介します!
ハリーポッターとしまえん2023混雑状況は?
注目されている各地域のテーマパークは、休日や連休などで混雑する場面があります。
まして、開園前から人気を集めているこのハリーポッターとしまえんは、どれくらいの混雑状況となるのか気になりますよね。
まず、ハリーポッターとしまえんのチケットは、事前予約制(現地では購入不可)で入場制限があるようなので、混雑や待ち時間はあまりないと予想します。
しかし、時間帯によっては下記の場所の混雑が予想されます。
- レストランやバタービールが飲める喫茶
- ハリー・ポッターショップ
ハリーポッターショップは最大級のショップと豪語され、百味ビーンズ・蛙チョコレート・寮ごとのコスチューム・魔法の杖などはUSJでも人気の商品です。
このハリーポッターとしまえんでも売れ筋商品となるでしょう。
来園したら早めにショップに寄られることをお勧めします。
また、豊島園駅からハリーポッターとしまえんまでの往来では、時間帯によっては、混雑することも予想されます。
余裕をもっておでかけすることをお勧めいたします。
(豊島園跡地石神井川の北側、豊島園駅より徒歩約5~6分)
しかし、施設面積は3万㎡、敷地面積は9万㎡。
東京ドーム2個分、大阪にあるUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)とほぼ同じです。
「ハリポタスタジオツアーロンドン」へ行った方の話では、所要時間は3〜4時間程度だったそうです。
ハリーポッターとしまえんも、ロンドンとほぼ同じ敷地面積ですが、さらに見学や体験できる場所が拡大されているようなので、おおよそ4時間〜半日で回ることになり、混雑する時間も一時的と予想されます。
ハリーポッターとしまえん2023待ち時間は?
ハリーポッターとしまえんは、「ウォーキングツアー型」ですが、体験ができる場所もあり写真撮影もできるようなので、ある程度は待ち時間があると予想されます。
「ハリポタスタジオツアーロンドン」では、おおよその待ち時間が最大20分との情報もあります。
特に人気の撮影セットや衣装などの展示、写真スポット、体験場所などの見どころでは、立ち止まる時間が増えるので混雑や待ち時間が予想されます。
そこであらかじめ、混雑や待ち時間が予想される場所をピックアップしてみました。
■ホグワーツ城魔法魔術学校の巨大模型
■大広間[★]:ホグワーツ魔法学校の大きな扉、壁一面に飾られた4つの陵をイメージをした彫刻など
■グリフィンドール男性寮:ハリーの寝ていたベットや談話室など
■ダンブルドア校長室:校長先生の衣装も物語が進むにつれて様変わり。校長室にある衣装はシリーズ何作目に着たもの?
■魔法のつえがある場所[◎]:魔法の使い方を教えてくれるかも?
■記憶の戸棚がある場所:900本近い小瓶が入っている
■分霊箱・炎のゴブレットがある場所
■夜の騎士バスがある場所[★]
■人の動きに合わせて動くトビー[★]
■俳優たちが来ていた豪華な衣装がある場所:実際の映画の中では600点以上制作され、その中から一部が展示、ダンス衣装や、フランス魔法学校の制服もあるとのこと
■キングスクロス駅、ホグワーツエクスプレスと9と3/4番線[★]:特急内の座席、ホームの壁野中に半分入りかけたカート
■ダイアゴン横丁[★]:オリバンダーの店などの商店街
■グリンゴッツ魔法銀行
■禁じられた森(魔法界の動物たち)[★]:温かいハグリッドの小屋、ドラゴンのノーバートの卵、森の中心部、ヒッポグリフのバーグピークやケンタウロスなどの魔法動物、ディメンターやアクロマンチュラのアラゴグなど
■動く肖像画(肖像画の一枚になる体験)[◎]
■ロンドン上空をほうきにまたがって飛ぶような体験[◎]
■クィディッチの試合を観客として応援する体験[◎]
★印・・・写真スポット
◎印・・・体験できる場所
上記で挙げた場所以外にも、レストラン・バタービールが飲める喫茶では、お昼やお茶の時間に混雑や待ち時間があることは予想して、時間をずらすなどの工夫が必要になるかもしれませんね。
ハリーポッターとしまえん2023入場制限は?
入場チケットは完全予約制のため、入場できる人数が各時間ごとに制限されています。(各時間帯の区分はオープンから30分毎)
また、滞在時間に制限はありません。
ハリーポッターとしまえん2023整理券の取り方は?
ハリーポッターとしまえんは、日時・パッケージ商品・駐車場料金ともに事前予約制(現地で購入不可)で、整理券はありません。
チケットは2023年3月22日(水)14:00〜発売開始されています。(チケットの変更・払い戻し不可)
予約購入開始の初日は、アクセスが集中しニュースで話題となりました。
現在も、数分程度の待ち時間があるようです。
チケット料金(税込) |
パッケージ料金(税込)※ |
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大人 | 6,300円 | 9,600円 |
中高校生(12~17歳) | 5,200円 | 8,600円 |
幼児・小学生(4~11歳) | 3,800円 | 7,300円 |
※パッケージ料金には以下の2つが付いてきます。
- オフィシャルブック(単品2,500円、館内を音声と画面で案内してくれる端末)
- デジタルガイド(単品1,300円、来場記念の冊子)
また、車で来場する方は駐車場オプションも必要になります。(事前予約制)
- 駐車場料金:1,800円
チケットの予約後に完了メールが届くので、そちらを窓口で提示し紙のチケットと交換します。
チケットは公式サイトより購入できます。(現在は9月30日分まで予約が可能)
まとめ
今回は、ハリーポッターとしまえんの混雑状況や待ち時間、入場制限や整理券についてご紹介しました。
ハリーポッターとしまえんはUSJのようなテーマパークと違い、ハリーポッターの世界観を表現した博物館のようなもので、観て、体験して、味わって楽しめる映画スタジオとしての見学施設です!
また、豊島園駅はホグズミード駅、池袋駅はキングス・クロス駅をイメージしてリニューアルしています。
電車を降りたときから、ハリポタスタジオツアーの世界に入ることができるでしょう。
そして、練馬区の商店街は魔法がかけられる町になっているかも・・(飲食店で魔法実験感覚で食べられる料理が出てくるらしい)
いよいよ2023年6月16日から開園するハリーポッターとしまえん。
コスプレをして、魔法使いになった気分でハリーポッターの魔法界を楽しみましょう!